炊飯器の蓋を閉め忘れたわけ

行ってきた～初・日高の山！！

 

その名も・・・ 

 

 

 コイカクシュ=東を通る

サツナイ=乾いた川

 だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ま～一言でいうと、タフな山です。

 

 

 

 

 

まずは、札内ダム～登山口までは通行止めなので自転車とスケボーで出陣！！

 

 

 

ガイドのこの人は慣れないスケボーに乗り

 

 



 

私はヒーヒー言いながら自転車をムッシャムシャ漕いで

 



photo by Sebastian

 

延々と続く真っ暗で薄気味悪いトンネル内で彼は段差等にやられ２回宙を舞っていました。

 

 

結局登山口にたどり着くまでに普通にいけば２０分くらいのとこを４０分もかかって、半ば私のけん引の仕方が下手なのか彼のスケボーのレベルが低いのかで険悪なムードになりましたが。

 

 



 

歩きはじめるとすぐ沢があるんだけど

 

 

もー雪崩とか大雨とかでわっちゃわちゃ

photo by Sebastian

 

 

 

黙々と、ただひたすらスーパーハイスピードでバシャバシャ登って行きました。

 

 

 

 

でもさっきのトンネル内での転倒が後を引いているのか、

この人は沢でも２回転倒していました。

一般庶民の私がガイドに『大丈夫ですか？』と言うのもプライドを傷つけるんじゃないかと心苦しかったです。

 

 

 

それにしても、この大木とかすごくない？

なんか私が片手であらよっとって持ってるよーに見える・・

 

photo by Sebastian

 

 

途中は笹薮がすごすぎて、写真なんて撮る余裕なし！！

 

薮漕ぎが終わったかと思えば次は超急登。

つくづく痩せてたら・・と後悔。

 

 

 

 

 

 

そんでもって何がすごいかって、斜度がえらい。

平均４５度くらいあった。

しかも標高差１１００ｍ。

 

このうしろの稜線上をずーっと歩いてく人達には脱帽です。

 

 

 

 

それでも言葉少なめにひたすら全力で歩き続け、

頂上着いたらおにぎりはぺしゃんこ。

まさにこの時の私を表してます。

 

 

 

 

この斜面には熊がよくいるらしい。

そーやって言われると気とか岩も黒っぽいもの全部熊に見えてくるんだよね。

ずーっと笛を吹きまくった！！

 

 

 

 

 

雪があったら最高な斜度です

 

 

 

 

 

本日すでに計４回のクラッシュに見舞われてるこの人は、頂上に着いた時点で９８％の体力を使い、下りではまるでおじぃちゃんのように崩れ落ちていきました。

 

 

このロープに絡まって回転しながら落ちてったので、バレリーナみたいでした。

でも絶景だから、それもまた良し。

 

 

 

私は転倒は１回におさえたものの、下山後は脚がスティックでした。

あ～よく歩いた～！！

だって朝４時から行動してすべてが終わって車に乗り込んだの１７時過ぎてた。

家に着いたのも２３時を回ってて、そりゃ死んだように寝るしかない！

 

心から疲れたーって言った一日でした。

すごい山でした。日高。

 

 

photo by Sebastian

 

 

 

とゆーわけで、炊飯器の蓋を閉めずにお米を炊いてしまった私をお許しください。

 

 

 

 

 

おしまい